宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛篇
(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。
波動砲を封印した今のヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは──。
苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。
必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。
ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。
その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。
宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、
「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが──!?