サイドライン
(C)2015「サイドライン」製作委員会
就活もうまくいかず毎日ゴロゴロ過ごしている神社の息子の大悟、従兄弟の賢将、保育士の日向、アメリカ留学から戻ってきた宇宙、青果店の息子・貴章、フラワーショップの息子・信矢、モールのオーナーの息子・博巳の7人は幼馴染で、町内会の青年団。子供の頃はいつも一緒に遊んでいた彼らだが、今は大人になってそれぞれバラバラの道を歩んでいた。だが、とあるきっかけで8才の少女・ハナと出会い、バラバラだった7人の距離は再び近づく。
一方、年に一度の「兎祭」の開催場所をめぐって、町内会会長で貴章の母親とモールのオーナー・猛が揉め、宇佐木神社の宮司の天野仁からその場を収める案として「兎祭」の“祭りはじめ”のイベントを7人の青年団に任せようと言い出す。
イベントをやる羽目になった7人は、何をやっていいのか分からず悩んでいたが、ハナが行方不明になったことがきっかけで、夫を亡くし、引きこもりになってしまったハナの母親うさぎのことを知った彼らは、うさぎが学生時代、男子チアリーディングをやっていた夫に励まされていたということを知り、ハナの為にチアリーディングに挑戦することを思いつく。