女賭博師奥ノ院開帳
(C)KADOKAWA 1968
シリーズ第10作。
自らが育った奇術団の一座を飛び出した座長の娘みどりは、女賭博師として賭場から賭場を一人渡り歩いていた。ある日緋桜のお由という女賭博師からサシの勝負を挑まれる。勝負の最中にお由のイカサマを見破り、待ったをかけた時、一人の老人が割って入る。その老人に飲みに誘われ、神業のようなツボ捌きを見せられる。そんな折、再会した妹から座長の父親が何者かに殺され、一座は解散したことを聞かされ、勝手に一座を離れたことを激しくなじられる。