ブラックホーク・ダウン

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【STORY】
1993年10月3日、東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオでアメリカ軍特殊部隊による軍事作戦が開始された。彼らの任務はソマリアの民兵を率いる独裁者アイディード将軍の副官2名を拉致すること。特殊部隊の最新型ヘリ・ブラックホークと軍用車両・ハンヴィーで相手の拠点に乗り込み、作戦は短時間で終了するはずだった。ところが相手の予想外の逆襲に遭い、2機のブラックホークが撃墜され、部隊も散り散りになってしまう…。

【COMMENT】
歴史的背景を説明しますと…
1992年以降、東アフリカのソマリアでは部族間の内戦が長く続き、30万人の難民が餓死で死亡。 国連が食糧援助を開始するが、アイディード将軍の民兵たちに略奪されてしまうことが続きます。 この国連の食糧配給をまもる形でアメリカ軍がソマリアに派兵されることになります。 しかし、泥沼化した内戦は一向に治まらないため、アメリカ軍によってアイディード将軍の副官2名を拉致する作戦が立てられます。
まさに映画はここから始まります。なので登場人物紹介的なものが前半にありますが、残りはすべて戦闘シーンです。とにかく迫力があり、リアルです。銃撃戦の中、不安定なホバリングをしているブラックホークからロープで地上に降下する兵士たち、軍用車両・ハンヴィーで市街地を突っ走るシーン、RPGロケットで撃たれるブラックホーク、そして残酷なシーンもありますが、映画館のスクリーンで観たくなる映画です。
ただどうしても気になるのは、兵士たちをヒロイックに描きすぎているんですよね。 映画の紹介なので、アメリカ軍の軍事介入の是非はここでは述べませんが、この軍事作戦によって アメリカ軍は19名、ソマリアは民兵と市民で2,000名以上の死者が出ています。

女性版「明日に向かって撃て」?リドリー・スコット監督です。
◇『テルマ&ルイーズ


リドリーの弟・トニー・スコット監督、作品のテイストが似てますね。
◇『アンストッパブル


オーランド・ブルームが初めて戦地に赴任する新人兵士を演じています。
オーランド・ブルームと言えば、このシリーズですね。
◇『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

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