病気の療養から復職した新聞記者がなにげない日常や社会との繋がりから心の居場所を見出してゆく、静かな癒しの映画『ヒューマン・ポジション』。
解禁された本編映像は、様々な「生活と椅子」をテーマに編集されたもの。アスタとライヴの二人の家の屋根裏には、修理を待つ椅子たちがたくさん。しかし取材に行く先々でも、打ち捨てられた椅子が気になり、家に持ち帰ろうとする新聞記者のアスタ。「他の動物はしないよね?」と、人間特有の“椅子に腰かける行為“とは何かを二人で考える。そしてまた、椅子を修理する。元の塗装を剥がし、やすりをかけ、そしてまた元の姿を取り戻せるよう、焦ることなく二人で手を加える。家に飾られた椅子の設計図は、ノルウェーのミッドセンチュリーデザインで著名なビョルン・エンゴ(Bjorn Engo 1920〜1981)のものだ。傷ついたアスタがライヴと共に過ごす不確かだけれど着実な、静かな日々の一歩一歩に癒される、癒しの本編映像となっている。
■『ヒューマン・ポジション』本編映像~椅子のある生活篇~
2024年9月14日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
ノルウェー発、心と体を癒すスローシネマが登場『ヒューマン・ポジション』本編映像~椅子のある生活篇~解禁!
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9月6日(金)