『レオン』のリュック・ベッソンが実際の事件に着想を得て脚本・監督を務め、2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットでお披露目されるや、完成度の高さから世界中のバイヤーに大きな衝撃を与え、同年、第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活!」「ベッソンの最高傑作!」と大絶賛の嵐を巻き起こしたバイオレンス・アクション映画『DOGMAN』(原題)が『DOGMAN ドッグマン』の邦題にて公開される。
先週tiktokにアップされた犬がやけに流ちょうに話す謎の動画が存在する。『DOGMAN ドッグマン』の劇中で主人公ダグラス(人間)の右腕としてワンダフルな活躍を見せる3匹の犬たちが日本語で映画を紹介しているのだが、声優を務めた3名の情報が遂に!解禁だワン!

中谷が声を担当したぺルジアン・シェパードドッグのポリーはギャングのタマに噛みつく、かわいい顔して凶悪な技の持ち主だ。マユリカの漫才に登場する女性役を彷彿とさせる名演を見せた中谷は「タイトルを聞いた時にワンちゃんがしゃべるような、かわいい映画かなと思ったら、思いっきりシリアスで重厚な映画でびっくりした」と話し、主人公ダグラスの失恋に共感したそうで「あんまり笑えなかった…」とのこと。
■『DOGMAN ドッグマン』× ヨシモト∞ホール:声の正体は?
市川刺身が担当したのはジャックラッセルテリアのミッキー。ダグラスの料理を手伝い、敵対するギャングに脅迫の電話を掛ける手助けをするなどダグラスに全幅の信頼を寄せられている一匹だ。動画では「しじみの砂抜きも任せられてるんだ~」と話すが、その真偽のほどは劇場で確かめて頂きたい。声をあてたミッキーの活躍には「めちゃくちゃかわいい!ぼくがしゃべっているくらいかわいい」と絶賛した。
3匹目はロジャーが担当したドーベルマンのドアマン。低く重みのある声がドーベルマンらしさを醸し出している。ドアマンは隠れて暮らすダグラスたちの重要な門番として活躍する。ドアマンは「この前も新聞の勧誘が来てな、いらないっていうのになかなか帰らないしつこい奴がいてな」とまさかのあるあるネタを披露。帰らせるためにワンコイン握らせるおちゃめな一面ものぞかせた。ロジャーは「人間と犬との関係、絆を全く新しい形で見せていただいた印象」と感想を話している。
解禁となった動画では実際に声をあてている3人の様子も収録、しゃべる犬と同時に3人の名演も堪能できる。
3月8日(金) 新宿バルト9ほか全国公開