監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』より、ハジメとレイカの人物像が分かる本編映像と新場面写真が到着した。
本作は京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。解禁された映像は、人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカ。まったく違うふたりのこれまでの生い立ちが明かされる内容なっている。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ早く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラ。父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのはどうも苦手。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生。スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている――。
■『1秒先の彼』本編映像
キャラクターが正反対で、一見交わることがないように見えるハジメとレイカが、今後どのように関わっていくことになるのか想像が楽しいキャラ設定となっている。
また合わせて未解禁写真も公開!記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田将生と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し話題の『怪物』で、メインキャラクターのひとりを演じ注目を集める柊木陽太。岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原果耶の、ツインテールが愛らしい貴重な制服姿を切り取った写真も。どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が可愛らしい写真の数々となっている。
7月7日(金) TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー