“私の名刺代わりの作品” 話題をさらった殺し屋女子コンビのアクション映画の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』髙石あかりのオフィシャルインタビューが到着!

(C)2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会
3月11日(土)

殺し屋女子 2 人組のアクション映画、待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』より、1作目に続き、ちさと役で主演した髙石あかりのオフィシャルインタビューが届いた。

本作は、漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクションで、Filmarks 初日満足度ランキング第1位、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織) を獲得した『ベイビーわるきゅーれ』の続編。ちさと役の髙石あかりは、前作公開後、二宮健が監督を務めたドラマ「生き残った6人によると」を始め数々の映画やドラマに出演し、目黒蓮×今田美桜の東宝映画『わたしの幸せな結婚』の公開も控えている。前作で初めて本格的に演技に挑戦したまひろ役の伊澤彩織は、スタントパフォーマー(※スタントウーマンとは呼んでいません)として、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック: チャプター4』に2ヶ月参加するなど、着実にステップアップ。


『ベビわる』シリーズは、ご自身のキャリアの中で、どのような存在ですか?
私の名刺代わりの作品だと思っています。髙石あかりという名前を広めていただきました。色んな方々に「『ベイビーわるきゅーれ』観たよ」と言われるのは不思議な感覚で、これからそういう作品を増やして生きたいなと思いつつ、私の名前を広めてくれた『ベイビーわるきゅーれ』には感謝しかないです。

シリーズ1作目の『ベイビーわるきゅーれ』は2021年7月30日に公開されましたが、髙石さんは何回位観ましたか?
数えきれないほど観ています。配信・DVDなどで好きなシーンは数えきれないくらい観ました。

続編ができるとなって、どう思いましたか?
『1』の時の撮影中に、監督や伊澤さんと3人で、『2』があったらこういうことがしたいという話をずっとしていたので、それが叶い嬉しかったです。SNSで、ちさととまひろのその後が見たいというコメントが多かったので、それに応えられるというのが一番嬉しかったです。


監督とは『2』の撮影前にどのような話をしましたか?
「『2』の中で、この二人(ちさととまひろ)の個が一つになるところを見せたい。」とおっしゃっていたのですが、台本を読んで、納得しました。お互いがお互いの何かをカバーするじゃないですけれど、そういうのが繊細に組み込まれているなと思いました。

まひろとの関係性の変化についてはどのように考えて演じましたか?
前より確実に深くなっていると思います。入ってきた瞬間から、『1』の最後の雰囲気を持ってきて、より深くなっているとわかると思います。自分の気持ちを相手に伝えるということを今までしてこなかった二人が、ちゃんとごめんねが言えるようになるまでを『1』で描いていて、『2』だと「約束破んなよ」だとか普通に口喧嘩をするんです。二人の中での喧嘩が日常になっていると感じます。

『2』の撮影は『1』と比べていかがでしたか?
すごくパワーアップしていると思いました。衣装も美術も台詞量も、ちさととまひろの仲の良さだったりが、濃くなっていると感じました。ちさととまひろへの私と伊澤さんの愛だったり、スタッフさんたちの本シリーズへの愛がより深くなっているなと撮影当日にも感じました。


2作目のアクションシーンのためにどのような準備をしましたか?
伊澤さんとアクション監督の園村(健介)さんと3人で準備をしたり、園村さんとマンツーマンでやらせていただいて、本当に贅沢でした。体の使い方が人間がする動きじゃないんです。それを一から教えていただきました。体を一つ動かすと全部動いてくるという連動する力みたいなものを一つ一つ丁寧に教えてくださいました。ちさとのアクションが前よりもパワーアップしているなと思っていただけたら嬉しいです。

第2作目の新たな敵として、殺し屋協会アルバイトのゆうり役に丞威さん、弟・まこと役に濱田龍臣さんが抜擢されましたが、ご一緒していかがでしたか?
すごく楽しかったです。この4人って、世界線が違ったら、めちゃくちゃ仲が良かったんじゃないかなと思うんですが、だからこそ、戦う意味や面白みがあると思います。何回も観ていただいて、ゆうりとまことに感情移入をしたら、見え方が変わってくるのではないかと思います。


銀行強盗のシーンの撮影はいかがでしたか?
めちゃくちゃ面白かったです。台本を見て、早くこのシーンがやりたいと思っていました。泥臭いのが(アクション監督の)園村さんのアクションで素敵だなと思うんですけれど、こういうコメディ要素のあるアクションもこんなに面白いんだなと伊澤さんの受話器のアクションを見て思いました。

前作では1シーンのみの登場ながら強烈なインパクトを残した、死体処理業者・田坂役の水石亜飛夢が、今作ではメインキャラクターに昇格しましたが、ご一緒していかがでしたか?
水石さんが、「メインキャラクターに昇格」という言葉に喜んでいらっしゃいました!一緒にお芝居をやっていると、何か生まれてくるものがあるんです。一言余計なことをちさとが言うとして、水石さんは台本には書いていなくても、「えっ?」だとか言葉にしてくれるんです。そこに、「はい?」だとかセリフにないものが勝手に生まれたところがいくつかあって。それができるってすごいなと思いました。本当に水石さんには尊敬しかないです。水石さんが出ているシーンを試写で観て笑いが止まらなかったですし、一人でこんなに持つものなのかと。監督の台詞ではなく、自分で持ってきたアイデアがすごいなと思っています。
『1』では「絶対に笑わないぞ」と思っていたんですけれど、あのシーンがあったからこそ、もっと自由でいていいと感じられました。必死で堪えているんですけれど、笑っていることを許してもらえるというか、それ自体が面白いとお客さんが言ってくれるんだと水石さんとのシーンから教えて頂きました。


2作目の見どころはどこですか?
2作目なので、ちさととまひろが『1』で言っていた言葉だったりが『2』でまた出てきて、「まだこの子達言っているよ」というのを面白く感じて頂けるんじゃないかなと思います。『1』に出ていたキャラクターが『2』に出ていて、『1』の時よりも深くそのキャラクターを知れたりするので、『1』のその後を楽しんでいただけたらと思います。

読者にメッセージをお願いします。
劇場で観る理由って、お客さまの笑い声だとかが関係していると思います。『1』の時に、お客さんに紛れて池袋シネマ・ロサに観に行ったんですが、お客さんと観るのってこんなにも違うのかと思ったんです。それを体感していただきたいと思います。


3月24日(金)~新宿ピカデリー他にて公開

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作品紹介

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