実際の父と娘はどう観た?『フラッグ・デイ 父を想う日』著名人親子や各界から絶賛コメントが到着!

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11月21日(月)

大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化。アカデミー賞(R)主演男優賞を2度受賞した名優ショーン・ペンが、構想15年をかけて監督・主演を果たした『フラッグ・デイ 父を想う日』。本作をいち早く鑑賞した各界の著名人総勢14名から絶賛コメントが続々到着した。

本作でショーンが演じるジョンの娘ジェニファーには彼の実娘であるディラン・ペン。全米が祝福するアメリカ国旗制定記念日 “フラッグ・デイ”に生まれたジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていた。それは彼の人生を大きく左右し、父と娘の重要な日になる。温かく正しいものだけが家族の絆ではなく、問題を抱えた不完全な人間を愛することができる美しさでもあると、観る者の心を激しく揺さぶる真実の物語だ。


主人公ジェニファーを演じるディラン・ペンは、監督と物語の父親ジョン役を兼任したショーン・ペンを父に、女優ロビン・ライトを母に持つが、両親がそろって著名な俳優であるというディランと大きな共通点を持つIMALU(タレント)は、「ちょっとした一言や愛情表現でいい。そんな娘の気持ちに共感した」などと、不器用な父を想うジェニファーに感情移入のコメント。

父と娘そろって芸能界で活躍している藤岡弘、(俳優・武道家)は「愛する父を想う娘の切なさに胸締め付けられる実話」などとコメントし、その娘である天翔愛(女優)は「子供と同じように、親もまた子供に支えられたり、変わろうと努力したり、人として完成形ではなく成長途中なのだと、1人の人間として親の姿を見つめることができる映画」などとコメント。Mr.マリック(超魔術師/サイキックエンターティナー)は「ショーン・ペンの顔のしわを見ているうちに、娘がやんちゃになった原因は父親の私だと気づかされました」というユニークさも交えてコメントし、LUNA(アーティスト)は「生々しくリアルで、まるでドキュメンタリー映画のようでもあり、途中から涙が止まりませんでした」などとコメントし、父と娘、それぞれの目線で共感できる作品であることが分かる。


村上淳(俳優)は「心の震えを感じることができる作品に僕はあと何本出逢えるのだろうか」などと熱く語り、真保裕一(ミステリ作家)は「役者として思うがままに生きてきたショーン・ペンの、娘への贖罪の映画なのかもしれない」などと語るなど、監督としてのショーン・ペンの視点に立った印象的なコメントも。

そのほか、佐々木健介(タレント)、関根麻里(タレント)、石原良純(俳優・気象予報士)、薬丸岳(作家)、出口保行(犯罪心理学者 東京未来大学教授)、芝山幹郎(評論家)、秋山博康(リーゼント刑事・元徳島県警警部)からそれぞれの言葉で綴られたコメントが到着した。


【IMALU(タレント)】
愛はあるのにどんどん溝が出来てしまう親子関係。ちょっとした一言や愛情表現でいい。そんな娘の気持ちに共感した。こじらせた親を持つ皆さんに是非見てほしい。実の親子で演じているというのも驚きです!

【藤岡弘、(俳優・武道家)】
愛された幼き頃の余りにも楽しくも悲しい数々の想い出。
どうしようもない人生の歯車
狂い続ける父、家庭崩壊、葛藤、悶え苦しむ娘。
断ち切る事の出来ない親子の深い絆、ゆがんだ愛情表現しか出来ない父。
愛する父を想う娘の切なさに胸締め付けられる実話である。

合掌、藤岡弘、

【天翔愛(女優)】
色んな表現の愛の形がある。娘にとってどんなに尊敬できない父親でも、子供に対する愛は存在する。親から受けた愛情や思い出は、絶対どこかで自分自身を支えてくれる糧となることに共感しました。子供と同じように、親もまた子供に支えられたり、変わろうと努力したり、人として完成形ではなく成長途中なのだと、1人の人間として親の姿を見つめることができる映画です。

【Mr.マリック(超魔術師/サイキックエンターティナー)】
①実話 ②主演ショーン・ペン ③衝撃のラスト
この3点を見て、観る気がおきない人には何を言っても観ないと思いますが、観た者としてひと言、本当にいい映画です。特に娘さんをお持ちのお父様にはぜひ観ていただきたい。娘は父親にどうあって欲しいのか、この映画は娘目線で父親との確執を見事に捉えています。ショーン・ペンの顔のしわを見ているうちに、娘がやんちゃになった原因は父親の私だと気づかされました。

【LUNA(アーティスト)】
生々しくリアルで、まるでドキュメンタリー映画のようでもあり、途中から涙が止まりませんでした…。私自身も映画の親子関係とは違えど、親とは違う1人の人間としての「存在意義」を示したくてもがいて、歪んだ幼少期を過ごしたので、共感する部分が多々あり、これまでハッキリと表現できなかった父親への感情や想い、逆に不器用すぎる親から子供への愛情表現、お互いの葛藤が心に突き刺さりました。

【村上淳(俳優)】
心の震えを感じることができる作品に僕はあと何本出逢えるのだろうか。ただ愛に生きる。ただ愛に生きることがどれほど困難なことかもわかる歳でもある自分を包みこんでくれるような刺さる作品だった 映画監督・ショーン・ペンはまだまだこれからだという希望と勇気で見終わった今満ちている

【佐々木健介(タレント)】
国旗記念日に生まれ特別だと思っていたジョンは本当の自分をジェニファーにさらけ出せない弱さを持っていたけど、ビデオをまわして娘を撮っていた父の気持ちは本物。ジェニファーが「重要な存在になりたいから」と。それは父へ伝えたいメッセージ。自分を含め、人間は変われるということを。

【関根麻里(タレント)】
娘のためなら「人は変われる」と信じる父親と、その父の言葉を「今度こそは」と信じたい娘の気持ちが痛いほど刺さりました。この衝撃的な実話を実の親子が演じているこの映画はすごい!

【石原良純(俳優・気象予報士)】
男は夢をみる。自分のために夢をみる。父親となった男は、娘のために夢をみる。もっと大きな、もっと美しい夢をみる。だってカッコイイ、親父でいたいじゃないか。嘘じゃない、夢なんだ。切ないなぁ。

【真保裕一(ミステリ作家)】
役者として思うがままに生きてきたショーン・ペンの、娘への贖罪の映画なのかもしれない。そう思えてならず、ずっと胸が痛かった。

【薬丸岳(作家)】
娘の心の中でいつまでも煌めき続ける父親との思い出が愛おしく思え、親子の最後の別れに激しく心を揺さぶられた。実話であるこの物語を紡いだディランとショーンの繊細な演技に脱帽。

【出口保行(犯罪心理学者 東京未来大学教授)】
【犯罪心理学者の困惑】今まで一万人を超える犯罪者を心理分析してきた私ですら、簡単には読み解くことができない非常に奥の深い作品。
散りばめられた伏線をどのように回収し、どのように解釈できるかが問われる。

【芝山幹郎(評論家)】
妄想、虚勢、放埓。負のカードを集めて憎めない男を描く話だが、ショーン・ペンの手にかかるとひと味ちがう。情が深く、肉が深く、業も深い。つい崖っぷちに近づいてしまう遺伝子は、娘にも引き継がれているようだ。

【秋山博康(リーゼント刑事・元徳島県警警部)】
私は長年刑事を勤めた関係上、犯罪者の家族を数多く見た。日本は犯罪者家族が非難されます。私が逮捕した殺人事件の加害者の父親は自殺し、母親は精神科に入院した。報道が家族を地獄に追い込みます。日本も欧米のように加害者家族をサポートする支援団体が必要である。

12月23日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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作品紹介

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