タナダユキ監督最新作『マイ・ブロークン・マリコ』より、本日9月24日に23歳の誕生日を迎えた永野芽郁の場面写真が到着した。
原作、平庫ワカの『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されるやいなや毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。


今回解禁されたのは、シイノがラーメンやビールを前に中華料理屋でひとり飲みする姿、マリコの遺骨を隣に牛丼をかきこむ姿などを捉えた場面写真。中でも原作で印象的に描かれるタバコを吸うカットは、永野の役作りの賜物。喫煙の仕草を自然なものにするため、ニコチンの入っていないタバコでの練習をクランクイン前から自発的に重ねたという。多くの原作ファンの心を掴み、何より演じた永野本人も“魅力的“と語る主人公・シイノ。

感情剥き出しで破天荒でありつつも、どこか弱さや脆さも持ったキャラクターを全身全霊で演じている永野。だが、原作への想いが強すぎるがあまり、自身のパブリックイメージと役とのギャップを感じ ”めっちゃやりたいけど、やりたくなかった”と、出演することに葛藤があったそう。不安を抱えながらも、本作への出演を“大きな挑戦”と捉え、走り切った永野。映画公開前に行われた試写会で一足先に本作を観た原作ファンからは、その熱演ぶりを絶賛する声が相次いでおり、大きな話題を集めている。

先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、そして、いよいよ公開も来週に迫った本作。これまで多くの作品で主演を務めてきた永野だが、23歳になって初の公開作となる『マイ・ブロークン・マリコ。まさに新境地とも言える熱演をぜひスクリーンで!
9月30日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー