〈WKW4K〉連日の満席で拡大公開も続々と決定!日本での大ヒットを受けて ウォン・カーウァイ監督からメッセージが到着!

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9月2日(金)

シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋、立川シネマシティほか全国順次公開中の〈WKW 4K〉ウォン・カーウァイ5作品4K上映の大ヒットを受けて、ウォン・カーウァイ監督御本人よりメッセージが到着した。

2000年、第53回カンヌ国際映画祭にてトニー・レオンが主演男優賞を獲得し、ウォン・カーウァイ監督の代表作となった『花様年華』(00)。その、制作20周年を記念し、監督自らの手により過去作を4Kレストアするプロジェクトが実施された。その中より、香港の重慶マンション周辺を舞台に、トニー・レオンと金城武が演じるふたりの警官の失恋とすれ違う恋模様を描く『恋する惑星』(94)、香港のネオン街で織りなされる男女5人の恋と青春を描く群像劇『天使の涙』(95)、レスリー・チャンとトニー・レオンが傷つけ合いながらも愛し合う恋人同士を演じた『ブエノスアイレス』(97)、トニー・レオンとマギー・チャンが互いに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女を演じた大人のラブストーリー『花様年華』、トニー・レオン、チャン・ツィイーなどアジアの人気スターが多数出演するSFラブストーリー『2046』(04)の5作品が、上映中。


ウォン・カーウァイ監督×撮影監督クリストファー・ドイルの名コンビが生み出す映像は、それまでのアジア映画のイメージを一新し、90年代に日本で巻き起こったミニシアターブームを牽引する存在となり、そのスタイリッシュな映像と世界観は今もなお多くのクリエイターに影響を与え続けている。今回の4Kレストアに関して、ウォン・カーウァイ監督自身が「単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品」とコメントしており、画面サイズ、色味など、かなり多くの箇所が修正されているのも注目されている点だろう。
当時ハマった方も、配信等で知った若い世代も、この機会に劇場で新しい作品として生まれ変わったウォン・カーウァイ作品の魅力に浸ってほしく、スタイリッシュなポスターを数種類作成。祭り的盛り上がりを打ち出すため、スタンプラリーやクラブイベントなどを実施。5作品をまとめたパンフレットも完売相次ぎ大好評だ。


▼満席の連続!記録を塗り替える大ヒット!
客層は、当初の想像よりも若い20代が中心。配信世代である若者が大きなスクリーン、迫力ある音響などから没入感や臨場感を味わい、映画館での鑑賞の素晴らしさをSNSに投稿。その反響が瞬く間に広がっている。大勢の熱気がさらに他では味わえない体験となり、リピーターも続出中だ。また当時ハマった世代も作品を2本、3本と続けて観ることで、よりウォン・カーウァイが描こうとしているメッセージ性に気づけたり、“あの頃の香港”を映した作品たちを今観返すことにより、“変わりゆく香港”を改めて感じるなど、ただオシャレな映像というだけではない映画の持つ意味が感じられる貴重な上映機会となっている。

メイン館であるシネマート新宿では、333席のスクリーン1でコロナ以降初めての満席を記録するだけでなく、公開から今現在も連日ほぼ満席の状態が継続。初週動員歴代1位記録を更新するなど、快挙を成し遂げている。グランドシネマサンシャイン 池袋では、この反響を受けて大幅に上映回数を増やした。また、渋谷・ホワイトシネクイントなど急遽、上映劇場も追加。〈WKW4K〉の5作品以外の作品を上映する劇場も出てくるなど、広がりを見せ続けている。

▼ウォン・カーウァイ監督メッセージ
日本の映画ファンの皆様へ
この度は、私の長編映画の4K劇場公開にお越し頂き、ありがとうございます。私たちのチームは、皆さまからの好評を頂き、これらの映画が再び日本の多くの観客と共有できるようになったことを大変嬉しく思っています。私たちは、自分たちが好きなことを仕事にできている事実に、これほど感謝したことはありませんし、観客の皆さんも同じように感じてくれているのを知っています。皆さんの継続的なご支援があればこそ、日本の新しい世代の映画ファンのために、これらの映画を再び映画館で上映することができるのです。まだ映画館でご覧になられていない方(あるいはまだご覧になられていない方)には、まだ上映の機会がたくさんあります。だから、お見逃しなく!
WKW 2022年8月30日

Dear cinema-goers of Japan,
Thank you for attending the 4K theatrical release of my features.Our team is delighted to hear of your good response, and that these films can once again be shared with a large audience in Japan. We have never been more grateful to be able to do what we love, and we know that our audience feels the same way. It is only through your continued support, we are able to bring these films back into theaters for a new generation of film enthusiasts in Japan.If you haven't yet had a chance to see them on the big screen (or if you haven't seen them at all), there are still plenty of screening opportunities left. So don't miss out!
WKW 30th August, 2022


シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋、立川シネマシティほか全国順次大ヒット公開中

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