誰しもが過ごしたあの2020年の一夜を戸田彬弘監督が描くオリジナル 群像劇『散歩時間 ~その日を待ちながら』前原滉が主演、大友花恋がヒロインとして出演!

(C)2022「散歩時間~その日を待ちながら~」製作委員会
8月9日(火)

「何かあったら」と、漠然とした不安が蔓延していた2020年。新型コロナウィルスの感染拡大により急激に生活様式が変わり、やりたかったことが叶わない現実に直面し、自然と社会の速度が緩やかになった日々を、“世界中の誰しも”が過ごしていた。自分や家族と対峙する静かな時間を過ごしながら「これまで」と「これから」を考える、そんな散歩するようなゆっくりとした時間の中で生まれた、10代から40代まで世代も職業も異なる登場人物たちが、いつかきっと訪れる明るい未来へ一歩を踏み出す姿を、2020年の「しし座流星群」が降る一夜に乗せて描くオリジナル群像劇、映画『散歩時間~その日を待ちながら~』の公開が決定した。

監督を務めるのは、直木賞作家・道尾秀介原案の映画『名前』(18)や『13月の女の子』(20)、『僕たちは変わらない朝を迎える』(21)など、若手俳優や群像劇の演出に定評のある戸田彬弘。自身もコロナで2度劇団公演が中止となり、苦しい想いをした部分が作品に反映されている。脚本は香取慎吾主演ドラマ「誰かが、見ている」(Amazonプライム・ビデオ/20)で三谷幸喜氏との共作に抜擢されたガクカワサキが担当。監督がSNSで脚本担当を募集した際、私たちの生活の延長に主人公たちが存在するような筆力に信頼を寄せ起用した。


群像劇の主人公となる、コロナ禍で結婚式を挙げることが叶わなかった夫の亮介役に、映画『あゝ、荒野』(17)や『由宇子の天秤』(21)、『さかなのこ』(22)など話題作に続々出演する若き注目の実力派俳優・前原 滉。その妻・ゆかり役には『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、映画『君の膵臓をたべたい』(17)などに出演する他、ドラマやバラエティでも活躍をする大友花恋。そのほか柳 ゆり菜、中島 歩、篠田 諒、めがね、山時聡真、佐々木悠華、アベラヒデノブ、そして高橋 努といった、監督が信頼する若手からベテランまで様々な俳優が名を連ね、10代から40代のキャラクターたちと近い実体験を持った役者たちが、リアリティのある息遣いを見事に演じる。


【恵紙亮介役 前原滉コメント】
亮介役を演じさせて頂きました。前原 滉です。 大変な世の中になっても、マスクで顔が、表情が見えなくても本当に大切なことは変わらない。 当たり前のことだけど、忘れがちなこと。 そんな事を改めて思い出させてくれる群像劇になっていると思います。 色んなパートがあり、出てくる人物皆が主役の映画です。 皆さん本当に素敵です!

【恵紙ゆかり役 大友花恋コメント】
恵紙ゆかり役、大友花恋です。 久しぶりに開いた台本に、 「こんな足踏みの時間があった、ここから何かが変わったと懐かしく思えるような。人生の散歩時間に」 というメモがありました。 監督のお言葉を書き留めたものです。 その言葉の通り、様々な不安を抱えながら全力で過ごした温かい撮影の日々を、すでに愛おしく思いました。 不安定な世の中でも普通のフリをして生きている私たちに寄り添い、そっと包み込んでくれる作品です。 ぜひ、楽しみにしていてください!

【監督:戸田彬弘コメント】
あの頃感じた感情を、いつか懐かしく思える日が来る。そしてその時、あの時間が停滞ではなく、世界や他人を改めて感じるちょっとしたひと休みの期間だった。そう思える未来なら良いな。そんなことを祈りながら撮影に臨みました。あの頃に群像劇...と少々ビビりながらの撮影でしたが、やっぱり人が顔を合わせて集まり、映画が創られていく過程は尊く愛しいものでした。そんな愛が溢れた映画になったと思います。こんな映画があっても良いですよね。

12月9日(金)新宿シネマカリテ他にて全国公開

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作品紹介

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