海底に閉じ込められた危機的状況から脱する恐怖を描いたパニックスリラー『海底47m』シリーズの製作陣が、舞台を海上に移して再び海の恐怖を描くサバイバルスリラー『海上48hours ―悪夢のバカンス―』より、監督・脚本家・プロデューサーら制作陣が、制作を振り返り、映画のポイントを語るメイキングインタビュー映像が解禁!
今作は、コロナ禍で世界中があらゆる面で大混乱の最中にあった2020年10月からマルタで3週間の撮影が行われた。本作でプロデューサーを務めたアンドリュー・プレンダーガストは、サメ映画が好きであるという共通点を持っていた本作の脚本ニック・ソルトリーズと、「全世界にアピールするような映画を作ろうということになった」と本作制作のきっかけを振り返る。海上を漂流する彼ら5人を襲う恐怖とサバイバルを描く中でも、登場人物たちが織りなす“ドラマ”がその恐怖に巧みに融合しているのもポイントである本作。プレンダーガストはさらに、「エキゾチックなロケーションを舞台に、非常に巧みに描き出されたキャラクターが登場するサメ映画を作れば、困難な今の時代に楽しい映画を提供できると思った。みんなが楽しみ、ワクワクするような映画になったらと思う」と語る。
ソルトリーズは、「製作のアンドリュー・プレンダーガストとは、プロデューサーである共通の友人を通して知り合った。それで他の企画について話していたんだが、アンドリューと初めて会ったときに聞かれたことの一つが、「サメの映画を作ったことがあるのでは?」ということだった。確かに僕は、サメの映画を1本作ったことがあった。それを彼に見せたら、気に入ってくれたんだよ。そういった経緯で、一緒に脚本を書くことになった」と振り返る。
ジェームズ・ナン監督は、コロナ禍の中で行われた制作について様々な苦労を振り返り、「パンデミックの制限下に予算内で何ができるか、脚本をさらに良くするにはどうしたらいいかを考えていった。また、演じるキャストも重要だ。あとは、信じさえすればうまくいく。」と語る。さらに、「パンデミックはキャスティングの負担を増やした。多くの俳優がロックダウンされたロンドンからマルタの秋の太陽の下に逃げ出したいと思っていたようで、7分の尺のオーディション動画が約300本送られてきたんだ。そのおかげで、主役にふさわしい才能を見つける余地は十分にあった」などと語る。


■【公式】『海上48hours ー悪夢のバカンス―』メイキングインタビュー動画
7月22日(金) 新宿バルト9 他 全国ロードショー