冒険心を描いた子ども映画の名作『E.T.』(82)や『グーニーズ』(85)などを彷彿とさせつつ、『死霊のはらわた』(81)や『マスターズ 超空の覇者』(87)といったジャンル映画愛に溢れた80年代的懐かしさ満載で描くSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』。
人気漫画「チェンソーマン」(集英社)や 先日「少年ジャンプ+」(同社)にて配信開始されると、瞬く間に話題を集め、強い衝撃を与えた大長編読切マンガ「ルックバック」の作者、藤本タツキ先生より本作の描き下ろしイラストが到着した。公開に先駆けて本作を鑑賞した藤本先生は「今年一番面白かった映画でした!最高最悪のラストでした!」と絶賛し、急遽特別にイラストを描き上げた。
イラストでは、残虐宇宙怪人サイコ・ゴアマンを服従させ、自由自在に操れる宝石を手に入れて勝ち誇った表情の極悪少女ミミの姿と、後ろには惑星ひとつを簡単に滅ぼしてしまうほどの力を持つサイコ・ゴアマンの黒く岩のようにごつごつとした表皮と浮き上がる血管、鋭く尖った爪をもつ恐ろしい姿を圧倒的迫力で描いている。
愛すべきB級感を醸し出しながらも、喧嘩が絶えなかった兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情なども描かれており、鑑賞後には忘れかけていた“大切なもの”が胸に響くストーリー。全ての災厄を宇宙規模で吹き飛ばす勢いでこの夏一番の注目作になるに違いない!
7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開