7月30日より公開となるブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』が、全米公開し大ヒットスタート!また、本作の特徴であるラップシーンの本編映像が初解禁!
皆の居場所である街ワシントン・ハイツがなくなってしまうかもしれない危機を迎え厳しい現実にあっても、夢を語りあう主人公たちが描かれている。映像は主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が営むコンビニで売った宝くじの中に、9万6000ドルの当たりくじがあったことが発覚するシーン。慎ましく暮らすワシントンハイツの住民にとって9万6000ドルは大金だ。後にこの噂は街中に広まり大騒ぎになるが、ウスナビたちも「もし9万6000ドルを手にしたら?」と色めき立つ。まずタクシー会社に勤めるベニー(コーリー・ホーキンズ)のラップからスタート。「ハデに使わずクールにビジネス・スクールへ♪」と堅実な性格を見せたと思いきや「俺はリッチな実業家。タイガー・ウッズが俺のキャディ」と野心むき出しなリリックを次々と披露する。対するウスナビも「やめな。ホラ吹き男。お前のウソはピノキオ」と応酬。そこに割って入るのはペインターのピート(ノア・カターラ)だ。しかし「やめろ。下手なラップ。“よう”しか言えねえ?」とすぐに一蹴され撃沈。3人のディスり合いはさらに白熱していく。まるでラップバトルさながらで、観客の気分は否応なしにアガる本編映像となっている!
■『イン・ザ・ハイツ』本編映像(ラップシーン)
本作はサルサやメレンゲ、R&Bやポップなど様々な音楽で彩られているが、中でもこのシーンに見られるようなラップミュージックはミュージカル映画の従来のイメージとのギャップもあり新鮮に映る。本作の原作ミュージカル初演当時も、クラシックやポップが主流だったブロードウェイに本格的にラップを持ち込んだことにより、大きなインパクトを与えた。
原作者であり、作詞・作曲を務めたリン=マニュエル・ミランダは、この斬新なミュージカルを作った時の心境をこう語っている。「僕は昔からミュージカルが大好きなのだけれど、既存のミュージカルには、自分の居場所がないと感じていたんだ。だから、大好きな『RENT/レント』のジョナサン・ラーソンが友達の話を作品の題材にしたように、僕も『イン・ザ・ハイツ』を独自に書き始めた。僕が舞台にふさわしいと感じた、大好きなラテン音楽やヒップホップを取り込んだ作品をね」 。『RENT/レント』はロックミュージカルと謳われているように、伝統的なブロードウェイミュージカルにロックの融合を試みた作品。『RENT/レント』がロックでブロードウェイを変革したように『イン・ザ・ハイツ』はラップでブロードウェイの歴史を変えた。
2021年7月30日(金) 全国ロードショー!
斬新!ブロードウェイで絶賛された “ラップ”ミュージカル!『イン・ザ・ハイツ』ラップバトル本編映像解禁!
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6月25日(金)