『戦場のメリークリスマス 4K修復版』5月12日(水)より順次上映再開決定!メッセージも到着!

(C)大島渚プロダクション 
5月11日(火)

ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次“連続”公開中の『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』。緊急事態宣言の発令により都内の劇場は休館を強いられたため休映となっていたが、休業要請の緩和を受けて5月12日(水)より上映再開が決定。『戦場のメリークリスマス』製作のジェレミー・トーマスや、本作出演で音楽家の坂本龍一からも喜びのメッセージが到着した。

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は、4月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、立川シネマシティ、シネ・リーブル池袋を含む全国9館で公開され、初週の全国の合計は5,273人 7,293,500円を動員する大ヒットスタートとなった。終映後、客席から拍手が起き、涙する人々や、今回の公開を記念して販売しているパンフレットやグッズを求めて長蛇の列ができるなど熱気に包まれた初週末となった。GWに向け2作併せて更なる盛り上がりが予想されていたが、政府からの緊急事態宣言を受け、都内の上映劇場では休映を余儀なくされた。

『愛のコリーダ 修復版』も4月30日(金)より全国14館での上映が予定されていたが、多くの劇場が休館となり上映は延期に。都内では、急遽5月7日(金)からアップリンク渋谷のみでの公開。その他、上映していた各地方でも連日大入りとなっている。

5月12日(水)以降の休業要請の緩和を受けてヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館は営業を再開することが決定。営業時間の短縮や、座席指定券の事前販売休止などの措置を取りながら『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』の上映を再開する。多くの映画ファンが待ち望んでいた映画館の営業および本作の上映再開に、大きな盛り上がりが期待できる。『戦場のメリークリスマス』に出演し、現在は病気療養中の音楽家・坂本龍一は「中断されていたのが、再び劇場で見られるようになってよかった!」と上映再開に対する喜びのメッセージを寄せた。


今回の大ヒット公開を受けて、『戦場のメリークリスマス』(83)ほか、『ラスト・エンペラー』(87)や『御法度』(99)の製作も手掛けたジェレミー・トーマスからのコメントが到着。「最近、『戦場のメリークリスマス』の4K復元を行ったことを知り、とてもうれしく思いました。大島と一緒に映画を作ってから何年もの間、この映画は成長していき、私が最も好きなタイトルの1つであり続けています。 私は大島との経験を大切にしています。この映画が彼の遺産の一部として今日も関連性を保っていることを誇りに思います。」と日本での修復版ヒットへの喜びを語った。今後も全国約40館以上での上映が決まっており、更なるヒットが予想される。

今回の『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』の上映は、大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されたもの。後世に多大な影響を残し、鮮烈な印象を多くに人に与えた日本が誇る鬼才、大島渚作品が鮮明になってスクリーンで観られる貴重な機会となる。

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』、『愛のコリーダ 修復版』
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開中

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