巨匠ペドロ・アルモドバル監督の初の長編英語作品で、第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した最新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』。
鬼才監督と名女優のコラボレーションが話題の本作だが、今週12月9日(月)に第82回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表され、主演のティルダ・スウィントンが見事ドラマ部門の主演女優賞にノミネートを果たした。ノミネートを祝して、ペドロ・アルモドバル監督がティルダに寄せる信頼を明かすコメントを解禁!
ショートフィルム『ヒューマン・ボイス』に続き、本作が2回目のタッグとなるティルダ・スウィントンとペドロ・アルモドバル監督。「私は本当にティルダが大好き!」と口にするアルモドバルは再びティルダと仕事をすることについて「前作で一緒に仕事をしたときに、我々の相性がいいことは瞬時に分かりました。私たちはすぐにお互いを理解できるのです。ティルダの起源が地理的にスペインに近い場所にあるからかもしれません。彼女と一緒にまた何かを作りたいと思ったことが本作のオファーのきっかけでした」とティルダ以外の選択肢はなかったと語っている。
またティルダの演技力にも絶大な信頼をおいており、「私の映画では、登場人物たちがよく喋る。舞台作品と同じくらいに言葉は必要不可欠なのです。物語を構成する要素はどれも重要で、私はそのすべてに関わっていますが、真に物語を伝えるのは俳優たちです。本作ではティルダが熟練技で完璧に語る長いセリフと、それに耳を傾けるジュリアン・ムーアのまなざしによってバランスが保たれています。ティルダは何ページにもわたり書かれた長い独白を、大げさでも単調でもない見事な言い回しで披露し、死の苦悶を伝えました。彼女の巧みな演技が全編に渡り光っています」と自身の作品の中枢を担う役を見事に勤め上げたティルダを絶賛している。
ペドロ・アルモドバルが初の英語長編作の主演として満を持して迎えたティルダ・スウィントン。意外にもゴールデングローブ賞はこれまで3度ノミネートを果たしているものの無冠に終わっている。本作で初の受賞となるか、授賞式の結果に期待が高まる。
2025年1月31日(金) 公開
第82回ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート!『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』ペドロ・アルモドバルが明かすティルダ・スウィントンへの信頼コメント解禁!
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12月11日(水)