先週6日に日本公開を迎え、公開3日間の動員数は69.7万人、興行収入は9億6400万円(12月5日(木)の先行上映含む)を突破し、週末興行収入と動員数ランキングともに堂々の1位を記録した『モアナと伝説の海2』。すでに作品を鑑賞したファンからは「どの曲もめっちゃよかった!」「新キャラクターの歌がいい!」「名曲ぞろい!」と、楽曲への絶賛の声がやまない。「ビヨンド ~越えてゆこう~」や「できるさ!チーフー!」、そして「迷え!」など、本作で披露される数々の名曲たちは、どのように誕生したのか?そのカギを握る製作陣が音楽へのこだわりと名曲誕生秘話を語る特別映像が解禁となった。
劇場には19歳のモアナと同世代の10代~20代の女性を中心に、ファミリー層や30代以上の男女やカップルなど老若男女問わず幅広い客層が足を運んでいる。本作には海の世界の美しい映像や、一度聴いたら心に刻み込まれる印象的な数多くの楽曲、仲間たちとの絆など、子供から大人まで楽しめる要素が満載。すでに本作を鑑賞した人々からは「ポジティブ&パワフルすぎてバチくそ元気になれる」、「曲も映像もパワーアップしててめっちゃ楽しめた!」、「新しい劇中歌、新たな冒険と仲間との絆など全てが最高すぎて感動!」、「物語も音楽もすっごく好き。なんだか元気出る映画」、「悩んでる自分に答えをくれるお話だった。」など楽曲やストーリーへの満足度の高さが伺えるコメントが多数溢れている。さらに、「公開期間中に何回でも観に行きたい」、「あと3回は観に行く!」などリピート鑑賞者が今後続出しそうだ。
「ディズニー作品の曲をつくるのは長年の夢だった」と語るのは、本作の音楽担当であるアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。ディズニー長編アニメーションの劇中歌を全面的に手掛けたソングライターとしては史上最年少となり、グラミー賞アーティストである。エミリーは東京ディズニーシーで人気のナイトショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」US版の作詞・作曲も手掛けている。そんな二人が、「始まりにぴったり」と話すのは、オープニング楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」だ。ディズニー・ミュージカルの代名詞ともいえる素晴らしい楽曲が、観るものたちを、久しぶりに訪れたモアナの世界に導いてくれる。
■『モアナと伝説の海2』特別映像:モアナの歌ができるまで
編曲を担当したのが、オペタイア・フォアイとマーク・マンシーナ。アビゲイル&エミリーが作った楽曲に、サモアにルーツを持つ彼らが木製ドラムや多くの民族楽器、コーラスを駆使して、「太平洋の島々の音」を盛り込んでいく。モアナが歌とダンスを披露しながら、仲間を旅に誘う「最高の世界」をはじめとする楽曲たちに南の海の雰囲気を十二分に感じることができる秘密は、ここにあった。
そしてモアナのUS版声優アウリイ・クラヴァーリョが「美しくて、すごく危険」と話すのは、モアナを惑わせ、そして導く謎の女マタンギ。彼女の楽曲「迷え!」は「予想外の曲になった」と同時に「彼女はポップスターだ」とアビゲイル&エミリーは振り返る。
そんななかマウイのUS版声優ドウェイン・ジョンソンが「スケールの大きい曲で、歌うのが最高に楽しかった」と語るのは、落ち込んだモアナをマウイが励ますパワフルなナンバー「できるさ!チーフー!」。アビゲイル&エミリーも「彼が歌ったことで完成した」とお墨付きである。これらの楽曲にも要注目だ。
そして、本作で一番印象的かつ、エンドソングにも使用されている楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、アウリイ・クラヴァーリョが「心を打つ歌詞。“自分の限界を突破しよう”という歌」と、アビゲイルが「“新たな自分を探し続けよう”と伝えてる」と語るように、作品のもつ大きなテーマの1つとなっている。1000年ぶりの“導く者”となったモアナが、自分の果たすべき使命を知り、戸惑いながらも旅立つことを決意するシーンで歌う感動的なミュージカルナンバーである本楽曲にも注目。
『モアナと伝説の海2』で披露される多くのミュージカルナンバーが名曲となった由縁は、彼らのこだわりとリスペクトの上に成り立っていたことがわかる、貴重な映像である。
大ヒット公開中