2人が迷い込んだ世界を出る条件は、両想いになること…『きみといた世界』主演・中川可菜オフィシャルインタビュー解禁!

©2024 「きみといた世界」製作委員会
11月23日(土)

日常では交わることのなかったコミュ障でぼっちの高校生・卓とクラスの人気者・碧衣が、他に誰もいない謎の世界に迷いこんだことで繰り広げられる青春 SF ラブストーリー『きみといた世界』より、主演・中川可菜のオフィシャルインタビューが到着した。

■本作のオーディションを受けようと思った理由は覚えていますか?
私は高校生の時から、いつかミニシアターで上映される映画で主演をやりたいと思っていたら、企画書に「ミニシアターで上映予定」と書いてあり、夢が叶うかもしれないと思って受けました。

■オーディションはいかがでしたか?
オーディションの台本は、保健室の「みんなのこと、結構見てるんだね」というシーンで、役に入りやすくて、もしかしたら自分にハマる役なのかなと思いました。真面目で、責任感が強くて、みんなのために色んなことを頑張ろうというところは、高校生の時の私に近いと思いました。

■オーディションに受かっていかがでしたか?
すごく嬉しかったです。撮影が楽しみでした。

■衣装合わせ・本読みで高橋さんにお会いしていかがでしたか?
見た目だけの印象だと、水野くんそのままかもと思ったんですけれど、話したら、フレンドリーな感じで、気さくな方でした。

■男性の理想の女性を具現化したみたいな女の子で、「一人は怖いから一緒にいてほしい」というセリフなど、実生活ではなかなか言えないようなセリフもありましたが、中川さんはそういう素直な思いは普段から言える方ですか?
割とストレートになんでも言える方だと思いますが、碧衣は私よりはるかに可愛い感じです。碧衣は弱い部分を見せて、素直に伝えている感じなんですけれど、私は碧衣が言うような言葉は言わないですね。私はあまり怖いと思わなくて、一人でも平気なタイプなので。そこは真逆なのかなと思います。このシーンは、碧衣が徐々に心を開いて行くところの一つだと思ったので、オープンにしすぎずに、「ちょっと言いづらいけど、今は水野くんしかいないから、言うしかない」みたいな気持ちで演じました。

■吉川さんは、頼れる人がタイプとのことで、水野くんは間違った形で頑張りますが、中川さんご自身の好きなタイプはどんな方ですか?
水野タイプと佑太タイプ、どちらでもないかもです。高校生の時は、見返りを求めない優しい人がタイプだったんですけど、この年になると、好きなことを一緒に楽しんでくれる人か、好きなことを否定せずにほっといてくれる人がいいなと思います。

■過去の佑太とのシーンの撮影はいかがでしたか?
誰にでも明るくできるようなキャピキャピが残っている時だと思ったので、明るく演じてみたんですけど、監督に、「かわいすぎ」って言われて、嬉しい反面、複雑でした(笑)。

■「俺の前じゃ、しっかりしようとか我慢とかしなくていいから」というのは、言われたら嬉しいだろうと思いますが、演じていかがでしたか?
その言葉が碧衣の中で今も残り続けているので、きっと碧衣は頼ることを知らなくてずっと一人で頑張ってきていたんだろうなと思います。そのセリフをきっかけとして大事にしました。

■ご自身だったら、「どちらか1人しか元の世界に戻れない」と言われたら、どうしますか?
どちらになっても、受け入れちゃいます。自分が戻れなかったら、「そっか」って受け入れると思います。

■高橋改さんとの共演はいかがでしたか?
すごくまっすぐで、仕事に向き合ってくださったのでやりやすかったです。「水野くん」っていう感じだったので碧衣を演じやすかったです。水野くんに対する接し方も、考えてやるというよりは、自然と出てきたと思います。

■弓削智久さんとの共演はいかがでしたか?
安心感がありました。完成した作品を観ても、弓削さんが出てきた時の管理人としての安心感、佇まい、「この人がいればとりあえず大丈夫だろう」「何か起きても守ってくれるだろう」という安心感があります。碧衣は最初は、水野くんより管理人さんに対しての方が心を開いているかもしれません。

■阿部快征さんとの共演はいかがでしたか?
明るい方でした。目が力強い方で、役もあったと思うんですけれど、吸い込まれそうになりました。

■本作の見どころはどこだと思いますか?
二人がどうなっていくのか、アプローチの仕方だとか間違ったやり方も含めて水野くんの行動を楽しんでほしいです。

■読者にメッセージをお願いします。
「よっしゃ見に行くぞ」という気持ちが入らないと観に行けない映画もあると思いますが、本作は重いラブストーリーではなく、軽く、純粋な気持ちで観れる、ピュアな青春ラブストーリーなので、気軽に観にきてほしいです。高校生じゃない方は、自分が高校生の時と照らし合わせながら、観ていただければと思います。

12月14日(土)〜12月27日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開ほか全国順次

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作品紹介

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